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マツエクサロン開業準備カレンダー完全版!6ヶ月前からの行動計画

「自分だけのマツエクサロンを開業したい」
その夢、具体的な一歩を踏み出せずにいませんか?マツエクサロンの開業は、思いつきだけで成功するほど甘くはありません。
しかし、事前にしっかりとロードマップを描き、一つずつ課題をクリアしていけば、理想のサロンを実現することは決して不可能なことではありません。この記事では、最重要キーワードである「マツエクサロン開業」を成功させるため、6ヶ月前から始めるべき具体的な行動計画を、詳細なカレンダー形式でご紹介します。この記事を羅針盤として、あなたの夢を現実にするための第一歩を踏み出しましょう。

マツエクサロン開業に向けてスケジュールを確認している女性
目次

6ヶ月前:夢への第一歩!コンセプト設計と事業計画

開業準備の最初のステージは、マツエクサロン開業の根幹を築く最も重要な期間です。ここでの計画の精度が、半年後のサロンの姿を決めると言っても過言ではありません。

サロンの心臓部!コンセプトを明確にする

まず、「どのようなマツエクサロンにしたいのか」というコンセプトを、具体的に描きましょう。
誰に」「何を」「どのように」提供するのかを深く掘り下げることで、全ての判断基準となるサロンの「軸」が定まります。

  • ターゲット層(ペルソナ設定)
    「都心で働く20代後半の女性で、ナチュラルだけど印象的な目元を好み、仕事帰りに寄れるサロンを探している」というように、具体的な人物像まで設定します。これにより、内装から価格設定、SNSでの発信内容までが一貫します。
  • サロンの強み・差別化
    技術力はもちろん、「完全個室のプライベート空間」「最高級セーブル毛のみを使用」「丁寧なカウンセリングで理想のデザインを叶える」など、ターゲットに響く独自の価値を打ち出します。
  • 提供価値
    美しい仕上がりという「機能的価値」だけでなく、リラックスできる空間や特別な時間といった「情緒的価値」も明確にし、お客様が料金以上の満足感を得られるようにします。

成功への羅針盤!事業計画書を作成する

頭の中にあるコンセプトを、第三者にも伝わる客観的な形に落とし込むのが「事業計画書」です。これは融資を受けるためだけでなく、ビジネスの成功確率を自分自身で検証するための重要なツールです

  • 売上計画
    「客単価 × 席数 × 回転数 × 営業日数 × 稼働率」で算出します。最初は稼働率を50%程度に設定するなど、現実的な数字から計画を立てましょう。
  • 資金計画
    開業に必要な「設備資金(物件取得費、内装工事費)」と、最低でも3〜6ヶ月分の「運転資金(家賃、人件費、広告費など)」を詳細にリストアップします。運転資金に余裕を持たせることが、安定した経営の鍵です。
  • 収支計画
    売上から経費を差し引き、いつ黒字化できるのかをシミュレーションします。損益分岐点を把握し、具体的な経営目標を立てましょう。

事業計画書の詳しい作り方は、こちらの記事も参考にしてください👇

開業資金の調達方法を検討する

自己資金で不足する場合、融資を検討します。代表的なのは日本政策金融公庫の「新規開業資金」です。その他、地方自治体の制度融資なども活用できます。融資の相談では、事業計画書を基に事業の将来性と自身の熱意を伝えることが重要です。

開業資金に関する詳細はこちらの記事から👇

5ヶ月前:サロンの「顔」を決める!物件探しとサロン名

計画を物理的な形にしていくフェーズです。サロンの立地と名前は、ブランドイメージを左右します。

成功を左右する!物件探しのポイント

コンセプトに合った物件を探します。
初期費用を抑えたいなら「居抜き物件」、
自由にデザインしたいなら「スケルトン物件
が選択肢となります。内見時には、図面だけでは分からないコンセントの位置や数、空調、騒音、共用部の清潔さなど、実際に営業する際の視点で細かくチェックしましょう。

物件に関する詳しい記事はこちらから👇

覚えやすく、愛されるサロン名を

サロン名は、コンセプトが伝わり、ターゲット層が覚えやすいものを選びます。決定前には、GoogleやSNSで同じ名前がないか、希望するウェブサイトのドメインが取得可能かも必ず確認してください。

4ヶ月前:理想の空間作り!内装と美容所登録準備

理想のサロン空間の実現と、法的手続きを同時進行で進めます。

コンセプトを形にする内装工事

内装では、お客様がスムーズに移動できる
お客様動線」と、スタッフが効率的に動ける「スタッフ動線」の設計が重要です。また、リラックス効果の高い照明と、施術しやすい手元の明るさを両立させるなど、デザイン性と機能性を兼ね備えた空間を目指しましょう。

最重要手続き!美容所登録の準備

マツエクサロンの開業には、管轄の保健所への「美容所」としての届出と施設検査が法律で義務付けられています。衛生管理や設備の構造には細かい基準があるため、工事着工前に必ず保健所に図面を持参して事前相談しましょう。
従業員がいる場合は「管理美容師」の設置も必須です。

資格に関する詳しい記事はこちらから👇

3ヶ月前:サービスの「中身」を固める!商材・メニュー・料金

お客様に直接提供するサービスという「ソフト面」を具体的に固めます。

品質とコストを両立する商材・什器の選定

グルーやエクステなどの商材は、品質と安全性を最優先に、複数のメーカーからサンプルを取り寄せて比較検討します。施術ベッドなども、可能であればショールームで実際に試してから選定するのが理想です。

サロン開業に必要な備品はこちらの記事を参考にリストアップしましょう👇

サロンの価値を決めるメニュー・料金設定

メニューは、新規向けの基本メニューに加え、
リピーター向けの「リペア」や客単価アップを狙える「アイシャンプー」などのオプションを充実させます。料金設定では、「松竹梅」の法則で3段階の価格帯を用意すると、多くのお客様が中間の価格帯を選びやすくなり、客単価の安定に繋がります。

2ヶ月前:お客様に存在を知らせる!集客準備

オープン日に予約が入っている状態を目指し、早期から集客活動を開始します。

オープン前から始める集客の仕組み作り

SNS、特にInstagramで施術写真やオープン準備の裏側を発信し、期待感を高めましょう。
24時間予約を受け付けられるオンライン予約システムは今や必須です。顧客管理機能付きのシステムを選べば、その後の運営も効率化できます。

おすすめの予約&業務管理システムはこちらから👇

1ヶ月前:最終調整!プレオープンと最終チェック

万全の体制でお客様を迎えられるよう、最終準備を進めます。

保健所の施設検査と最終準備

内装工事完了後、保健所の施設検査を受け
美容所確認済証」の交付を受けます。これが正式な営業許可です。同時に備品を搬入し、お客様カルテや販促物なども準備万端の状態にしましょう。

本番さながらのリハーサル!プレオープン

友人や知人を招き、本番と同じ流れでプレオープンを実施します。アンケートで「カウンセリングの分かりやすさ」など具体的なフィードバックをもらい、サービスの最終調整を行いましょう。

開業直前〜開業後:新たなスタート!

オープンはゴールではなく、スタートラインです。

忘れてはならない!各種届出

事業開始から1ヶ月以内に、管轄の税務署へ
「開業届」を提出します。この時、節税効果が高い「青色申告承認申請書」も一緒に提出するのが定石です。日々の記帳が必要になるため、会計ソフトの導入も検討しましょう。

開業手続きについて詳しくはこちらの記事で確認できます👇

継続的な集客と顧客管理

安定経営にはリピーターの育成が不可欠です。施術履歴だけでなく、お客様との会話の内容をカルテに記録し、次回の接客に活かすことで信頼関係が深まり、「またあなたにお願いしたい」という気持ちに繋がります。

まとめ:計画的な準備で、理想のマツエクサロン開業を!

マツエクサロンの開業は、決して簡単な道のりではありません。
しかし、今回ご紹介した6ヶ月間の行動計画のように、やるべきことを分解し、一つひとつ着実にクリアしていけば、夢は必ず現実に近づきます
このカレンダーが、漠然とした不安を具体的な行動に変えるきっかけとなり、あなたの輝かしいサロン開業の一助となれば幸いです。さあ、未来のオーナーとして、最初の第一歩を踏み出しましょう!

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この記事を書いた人

エステサロン開業を目指す方のための、実践型メディア。
実際にエステサロンを開業・運営してきた経験をもとに、準備から集客、助成金活用やスタッフ教育に至るまで、リアルで役立つノウハウを発信しています。
美容業界で「自分のサロンを持ちたい」という夢を叶えたいすべての方へ、確かな知識と具体的な手順をお届けします。

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