「新しいメニューで他店と差別化したい」
「お客様にもっと喜んでもらいたい」
そんな想いから、今話題の美容機器「エアバリ」の導入を検討しているサロンオーナー様も多いのではないでしょうか。鍼を使わずにリフトアップや肌質改善が目指せるエアバリは、お客様への新しい価値提供として非常に魅力的です。しかし、いざ導入を考えると、こんなお悩みはありませんか?
・「エアバリを導入したいけど、初期費用が高くて手が出ない…」
・「リースという方法もあるけど、購入するのとどっちが得なの?」
・「そもそも、自分のサロンにはリースと購入、どちらが合っているんだろう?」
高額な美容機器の導入は、サロン経営における大きな決断です。本記事では、そんなお悩みを解決するため、エアバリを導入したい方に向けたリースと購入のメリット・デメリットを徹底比較。
あなたのサロンにとって最適な導入方法を見つけるための判断基準まで、分かりやすく解説します。

そもそもエアバリとは?今さら聞けない基本と効果
エアバリ導入の比較検討に入る前に、まずは「エアバリ」そのものについておさらいしておきましょう。
エアバリとは、その名の通り「空気(エア)」の力を使った美容機器で、「鍼を刺さない美容鍼」とも呼ばれています。
専用のマシンから高圧の空気を放出し、美容成分を含んだ霧を肌の奥深くまで届けることで、様々な美容効果が期待できる最先端の技術です。
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エアバリの主な効果と人気の理由
エアバリが多くのサロンで支持され、導入が進んでいるのには明確な理由があります。
- 即効性と高い効果
施術直後からリフトアップやハリ感を実感しやすく、むくみの改善、小顔効果などが期待できます。 また、継続することで肌の水分量アップやキメが整うなど、根本的な肌質改善にも繋がります。 - 痛みやダウンタイムがない
鍼を刺さないため、痛みや施術後の赤み、腫れといったダウンタイムがほとんどありません。 これにより、お客様は気軽に施術を受けることができ、サロン側も施術後のトラブルリスクを最小限に抑えられます。 - 幅広いメニュー展開
フェイシャルだけでなく、頭皮ケア(血行促進による育毛サポート)やバストアップ、ハンドケアなど、多彩なメニュー展開が可能です。
これにより、客単価アップや新規顧客の獲得にも貢献します。 - 資格不要で導入可能
医師や鍼灸師などの国家資格がなくても施術できるため、エステサロンでもすぐに導入し、新しいメニューとして提供を始められます。
このように、お客様にとってもサロンにとってもメリットが大きいことが、「エアバリ 導入」が注目される理由なのです。
エアバリ導入におけるリースと購入のメリット・デメリット
それでは、本題である「リース」と「購入」の比較に入りましょう。エアバリのような高額な美容機器を導入する際、この2つの選択肢にはそれぞれ一長一短があります。
どちらが良い・悪いということではなく、ご自身のサロンの経営状況や将来のビジョンに合わせて選ぶことが重要です。ここでは、それぞれのメリット・デメリットを分かりやすく解説します。
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リースのメリット
リースとは、リース会社がサロンの代わりにエアバリを購入し、サロンはリース会社に月々のリース料を支払ってその機器を使用する契約形態です。
- 初期費用を大幅に抑えられる
最大のメリットは、導入時の初期費用を抑えられる点です。 本体価格が約200万円近くするエアバリも、リースならまとまった資金がなくても導入でき、キャッシュフローを圧迫しません。 開業したばかりのサロンや、手元に現金を残しておきたい場合に非常に有効です。 - 月々の支払いを経費にできる
毎月支払うリース料は、全額を経費として計上できます。これにより、課税対象となる利益を圧縮できるため、高い節税効果が期待できます。 - 常に最新機種を使える可能性がある
契約期間が終了すれば、新しい機種で再度リース契約を結ぶことで、常に最新の美容技術をお客様に提供し続けることができます。美容業界のトレンドの移り変わりは早いため、これは大きな強みになります。 - 資産管理の手間がない
機器の所有者はリース会社のため、固定資産税の申告や支払いの手間がかかりません。 減価償却などの複雑な経理処理も不要です。
リースのデメリット
一方で、リースには注意すべき点もあります。
- 総支払額が購入より高くなる
リース料には、本体価格に加えてリース会社の利益や保険料、金利などが上乗せされています。そのため、契約期間満了までの総支払額は、一括で購入するよりも割高になるのが一般的です。 - 所有権がない
あくまで「借りている」状態なので、リース期間が終了すれば機器は返却しなければなりません。自分の資産にはならないため、契約を更新しない限り手元には残りません。 - 原則、中途解約ができない
リース契約は、基本的に契約期間中の解約が認められていません。 万が一、お店の経営方針が変わりエアバリを使わなくなったとしても、リース料を支払い続ける義務があります。
購入のメリット
購入は、文字通り自己資金や融資を利用してエアバリを買い取り、自社の資産とする方法です。
- 総支払額が安く済む
長期的に見れば、リースよりも総支払額は安くなります。金利のかからない現金一括払いはもちろん、ローンを利用した場合でも、リースよりは総額を抑えられるケースが多いです。 - 自分の資産になる
購入したエアバリは、完全に自社の資産となります。そのため、誰にも気兼ねなく使用でき、売却や処分も自由に行えます。 - 契約の縛りがない
リースのような契約期間の縛りがないため、いつまで使い、いつ買い替えるかなどを自由に決められます。 - 減価償却で節税できる
購入した機器は固定資産として計上し、数年にわたって減価償却費として経費計上することが可能です。
購入のデメリット
購入にもデメリットは存在します。
- 高額な初期費用が必要
最大のデメリットは、導入時にまとまった資金が必要になる点です。自己資金が少ない場合、融資を受ける必要があり、そのための審査や手続きの手間もかかります。 - 技術の陳腐化リスク
美容機器の技術は日進月歩です。数年後には、購入したエアバリが旧式になってしまう可能性があります。新しい機種が登場しても、簡単には買い替えられないのが難点です。 - メンテナンス費用が自己負担
保証期間が過ぎた後の修理やメンテナンスにかかる費用は、すべて自己負担となります。突発的な出費が発生するリスクがあります。 - 資産管理の手間がかかる
固定資産税の対象となるため、毎年税金を支払う必要があります。また、減価償却の経理処理も必要になります。
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あなたのサロンに最適なのはどっち?判断基準をケース別に解説
リースと購入、それぞれのメリット・デメリットを理解したところで、「結局、自分のサロンにはどちらが合っているの?」と悩む方も多いでしょう。ここでは、サロンの状況に合わせた最適な選択肢をケース別にご紹介します。
リースがおすすめのサロン
- 開業直後・資金に余裕がないサロン
「すぐにでもエアバリを導入したいけど、開業資金で手一杯…」というサロンには、初期費用を抑えられるリースが最適です。 - 常に最新のサービスを提供したいサロン
「地域で一番の最新美容を提供し続けたい」という向上心の高いサロンにもリースが向いています。数年後の契約満了時に、より高性能な新機種へ乗り換えることで、常に時代の最先端を行くサロンとしての地位を確立できます。 - 経理の手間を簡素化したいサロン
オーナー様自身が経理も担当しているような個人サロンでは、複雑な減価償却や固定資産税の管理は大きな負担です。月々のリース料を経費として計上するだけのシンプルな会計処理で済むリースは、業務効率化の観点からもメリットがあります。
購入がおすすめのサロン
- 自己資金が潤沢なサロン
資金面に余裕があり、長期的なコストを重視するサロンであれば、購入がおすすめです。総支払額を抑えられるため、長期的に見れば利益率の向上に貢献します。 - 一つの機器を長く大切に使いたいサロン
「流行り廃りよりも、確立された技術をじっくり提供したい」という方針のサロンには、購入が適しています。資産として大切にメンテナンスしながら使い続けることで、機器への愛着も湧き、お客様への説得力も増すでしょう。 - 融資枠を活用したいサロン
すでに取引のある金融機関から、有利な条件で設備投資の融資を受けられる場合は、購入を前向きに検討する価値があります。
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まとめ
「エアバリ 導入」における、リースと購入の選択は、サロンの未来を左右する重要な経営判断です。それぞれのメリット・デメリットをまとめると以下のようになります。
- リース
初期費用を抑え、キャッシュフローを安定させたい。常に最新機種で勝負したい。経理をシンプルにしたいサロン向け。 - 購入
長期的な総コストを抑えたい。自己資産として機器を保有したい。資金力に余裕のあるサロン向け。
どちらか一方が絶対的に正しいというわけではありません。本記事でご紹介した比較ポイントやケース別の判断基準を参考に、ご自身のサロンの財務状況、事業計画、そして将来のビジョンと照らし合わせながら、最適な一台の「エアバリ 導入」方法をじっくりと検討してみてください。
この選択が、あなたのサロンをさらなる飛躍へと導く一歩となることを願っています。
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