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ララピール導入費用比較!機器価格・消耗品・収益モデル全解説

「お客様にもっと喜ばれる新しいメニューを導入したい」「単価アップと集客を両立できる施術はないだろうか?」

そんな悩めるサロンオーナー様の間で今、大きな注目を集めているのが、韓国発の次世代ピーリング「ララピール」です。

SNSでも話題沸騰中のララピールは、従来のピーリングのイメージを覆す「肌を育てる」という新発想の施術。また、お客様の満足度が高いだけでなく、サロンの新たな柱となり得るポテンシャルを秘めています。

しかし、新しい施術の導入を検討する上で、やはり一番気になるのは「費用」ではないでしょうか。

  • 「ララピールの導入には、いったい総額でいくらかかるの?」
  • 「機器本体以外に、どんな費用が必要になるんだろう?」

この記事では、そんなサロンオーナー様の疑問をすべて解消すべく、「ララピール 導入費用」をテーマに、初期費用からランニングコスト、そして具体的な収益モデルまで、徹底的に解説していきます。

目次

そもそもララピールとは?従来のピーリングとの決定的な違い

導入費用のお話に入る前に、まずはララピールがどのような施術なのか、従来のピーリングと何が違うのかを簡単におさらいしておきましょう。

「剥がす」から「満たす」へ。肌を育てる新概念ピーリング

従来のピーリングは、酸を使って肌表面の古い角質を物理的に「剥がす」ことで、肌のターンオーバーを促すものが主流でした。ただ、効果が高い一方で、施術中の刺激や赤み、ダウンタイムといったデメリットがあり、敏感肌のお客様には提案しにくいという側面もありました。

しかし、
ララピールは全く異なるアプローチをとります。

そのコンセプトは「Filling(満たす)」。

独自に開発された成分
LHA(リポヒドロキシ酸)」と「P-Sol™」「Lipids(脂質)」を組み合わせた特殊なアルカリ性の薬剤が、肌の奥深く(真皮層)までゆっくりと浸透。また、線維芽細胞を活性化させ、コラーゲンやエラスチンの生成を促進することで、肌の内側からハリと潤いを“満たして”いくのです。

肌表面への刺激を最小限に抑えながら、角質を自然に脱落させ、肌のバリア機能をサポート。
したがって、ダウンタイムがほとんどなく、アトピー肌や敏感肌の方でも安心して受けられるのが最大の特徴です。

ララピールの施術を受けている女性

結論:ララピールの導入費用総額は約19万円が目安

さて、本題の導入費用です。いろいろな情報があって混乱しがちですが、結論から言うと、ララピールの初期導入費用は、講習費と初回導入キットを含めて約18万円~19万円(税込)が現在の相場となっています。

導入費用のポイント

総額目安:約18万〜19万円(税込)

上記金額には、一般的に以下の内容が含まれています。

  • 必須の導入講習費用
  • 施術25~30名様分の初回商材キット
  • ディプロマ(修了証)発行料
  • 販促用ツール(POP、写真データなど)

ララピールは専用の機器を必要としないです。そのため、他の美容機器と異なり初期投資を抑えられるのが魅力です。

ただし、この金額は代理店によって若干異なる場合がありますので、次の章で詳しい内訳を見ていきましょう。

ララピール導入費用の内訳を徹底解説!初期費用と運営費用

ララピール導入にかかる費用は、大きく
初期費用(イニシャルコスト)」と
運営費用(ランニングコスト)」の2つに分けられます。それぞれについて、詳しく解説します。

① 初期費用(イニシャルコスト)

導入時に一度だけかかる費用です。主に
導入講習費」と「初回導入商材キット
で構成されています。

導入講習費

ララピールの施術を行うには、韓国本社が認定する正規代理店での導入講習の受講が必須です。
また、費用は代理店によって異なりますが、5万円~10万円程度が相場です。

この講習費には、ララピールの理論、成分学、クレンジングテクニックを含む実技指導、カウンセリング方法などが含まれており、受講後にはディプロマ(修了証)が発行されます。加えて、講習形式は、対面やオンラインなど、代理店によって様々なプランが用意されています。

初回導入商材キット

講習費とセットになっていることがほとんどで、価格は8万円~10万円程度。さらに、施術25~30名分ほどの商材が含まれています。

<一例>

  • ララフィル(ベーシック・ウルトラ):各1本
  • マイクロバブルクレンザー:1本
  • 鎮静・保湿用のゲルマスク
  • 施術後のケアクリーム
  • 専用ブラシ など

このキットがあれば、導入後すぐにメニューを開始できます。

その他(登録料など)

代理店によっては、初回サロン登録料やシステム管理費用として1万円~3万円程度が別途必要になる場合があります。したがって、契約前には、見積もりに含まれる項目をしっかりと確認しましょう。

② 運営費用(ランニングコスト)

サロン運営を続けていく上で、継続的に発生する費用です。

消耗品(薬剤など)

ララピールのランニングコストは、施術に使用する薬剤やマスクなどの消耗品費がメインとなります。

初回導入キット(約30名分)の価格から単純計算すると、お客様1人あたりの原価は約3,000円~4,000円程度と推測できます。もちろん、使用量によって変動はあります。

また、多くの正規代理店では、導入後の消耗品購入にノルマやロット縛りを設けておらず、必要なものを1個から発注できるため、無駄な在庫を抱えるリスクが低いのが大きなメリットです。

販促費

ホットペッパービューティーSNS広告など、集客にかける費用です。導入初期は、認知度を高めるためにある程度の予算を確保しておくと良いでしょう。ただし、多くの代理店では販促用の写真やPOPデータを提供してくれるため、これらを活用することで費用を抑えることも可能です。

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ララピール導入プラン比較のポイント

ララピールは、複数の正規代理店が取り扱っています。そのため、導入費用やプラン内容が少しずつ異なるので、自分に合った代理店を選ぶことが重要です。

代理店を選ぶ際は、以下を比較検討しましょう。

  • 講習の形式:対面での実技指導を重視するのか、オンラインで手軽に受講したいのか。
  • サポート体制:導入後の技術フォローや、集客に関する相談に乗ってくれるか。
  • 支払い方法:現金一括だけでなく、クレジットカード分割払いに対応しているか。
  • 情報の透明性:消耗品の価格表が明確か、契約内容がクリアか。

要注意!正規代理店以外からの導入リスク

中には、正規代理店の許可を得ずに無断でララピールを販売している業者も存在するようです。
けれども、ルート以外から導入した場合、正しい知識や技術が学べないだけでなく、万が一の肌トラブルの際に保証が受けられない、薬機法に抵触するなどの重大なリスクを伴います。必ず、韓国本社が認定した「正規日本代理店」から導入するようにしてください。

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本当に儲かる?ララピール導入の収益モデルをシミュレーション

「導入費用はわかったけど、結局のところ、ちゃんと元は取れるの?」という点が一番気になるところだと思います。そこで、具体的な収益シミュレーションを立ててみました。

1:施術料金の設定

まず、お客様に提供する施術料金を決めます。また、クリニック等での相場は1回あたり15,000円~20,000円程度です。ここでは、集客しやすさも考慮して
1回15,000円に設定します。

2:売上予測

月に施術する人数によって売上は変動します。

  • 月10名の場合:15,000円 × 10名 = 150,000円
  • 月20名の場合:15,000円 × 20名 = 300,000円
  • 月30名の場合:15,000円 × 30名 = 450,000円

3:経費計算

売上から経費を差し引いて利益を計算します。

  • 変動費(消耗品コスト):1人あたり約3,500円と仮定
  • 固定費:家賃、人件費、水道光熱費、その他販促費など

4:利益シミュレーション(月20名施術した場合)

月20名のお客様にララピールを提供した場合の利益を計算してみましょう。

  • 売上:300,000円
  • 変動費:3,500円 × 20名 = 70,000円
  • 粗利益(売上 – 変動費):300,000円 – 70,000円 = 230,000円

この23万円の粗利益から、家賃や人件費などの固定費を差し引いた額が、最終的な営業利益となります。

初期投資約19万円は、このペースであれば2~3ヶ月で十分に回収可能な計算です。そのため、既存のお客様へのアップセルや、他のメニューとの組み合わせ提案を行えば、さらに短い期間での投資回収も夢ではありません。

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ララピール導入のメリット・デメリットまとめ

メリット

  • 高単価メニューの確立:客単価を引き上げ、サロンの売上向上に直結する。
  • 幅広い客層にアプローチ可能:低刺激でダウンタイムがないため、これまでピーリングを諦めていた敏感肌層にも提案できる。
  • 高い顧客満足度とリピート率:施術直後から効果を実感しやすく、継続利用につながりやすい。
  • 省スペースで導入可能:大掛かりな機器が不要なため、個人サロンでも導入しやすい。

デメリット

  • 初期投資:約19万円の初期費用がかかる。
  • 技術講習が必須:導入前に必ず講習を受ける必要がある。
  • 人気による品薄の可能性:代理店によっては、需要の高まりから一時的に商材が品薄になる可能性がある。

まとめ:ララピール導入費用は、サロンの未来への価値ある投資

今回は、ララピールの導入費用について、初期費用からランニングコスト、収益モデルまで詳しく解説しました。

ララピールの導入には約19万円の初期費用が必要ですが、その内訳は講習費とスタートアップに必要な商材一式であり、機器の購入が必要ない分、参入障壁は比較的低いと言えます。そして何より、その後の収益シミュレーションを見ても、十分に投資回収が見込める魅力的なメニューです。

この記事が、あなたのサロンのさらなる飛躍のきっかけとなれば幸いです。

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この記事を書いた人

エステサロン開業を目指す方のための、実践型メディア。
実際にエステサロンを開業・運営してきた経験をもとに、準備から集客、助成金活用やスタッフ教育に至るまで、リアルで役立つノウハウを発信しています。
美容業界で「自分のサロンを持ちたい」という夢を叶えたいすべての方へ、確かな知識と具体的な手順をお届けします。

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